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東京メトロ日比谷線のチョッパ制御形
日時: 2015/12/18 12:42
名前: 聴くならやっぱり国鉄型

中原様 皆様 こんにちは。

東京メトロ日比谷線では昭和末期〜平成初期に投入された電機子チョッパ制御の「東京メトロ03系」「東武20000系」が今も現役で活躍中ですが、先般、日比谷線へのホームドア導入にあわせて、現在の18m車8両編成を2016年度から20m車7両編成に全面的に置き換える計画が発表されました。

両形式は製造年次によるインバータ制御への移行や、途中改造(→インバータ化)により、全編成がチョッパ制御車両で占められているわけではありませんが、現在もなお多数の編成が働いており、容易に乗車することが可能です。

このうち、東京メトロ03系チョッパ車は、東西線05系チョッパ車と同じく、発着時の「キーン」という独特の高いチョッパ音が特徴で、発車時の3段階の諧調チョッパ音が印象的です。一段と高いチョッパ音のする銀座線01系、丸ノ内線02系共々、平成初期の営団地下鉄(当時)を代表するサウンドであり、各線の主力を占めていました。

しかしながら、電機子チョッパ制御車両の現状を見ると、丸ノ内線02系は全てインバータ制御化改造で消滅。銀座線01系は1000系への置換により急速に数を減らしており、東西線05系初期グループも置換(インドネシアへの輸出)で本線運用はワイドドア車の3編成のみとなってしまいました。日比谷線03系が大勢力を保つ最後の砦なのです。

一方、東武20000系チョッパ車は、東急8500系/西武2000系のモーター音に発着時の「ブーン」というチョッパ音が加わったサウンドで、東武の他線区にも同様のモーター音を持つ系列が存在します。
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Re: 東京メトロ日比谷線のチョッパ制御形 ( No.1 )
日時: 2016/01/08 23:45
名前: 聴くならやっぱり国鉄型

続きです。

現在、東京メトロ03系は42本、東武20000系シリーズは24本が運用についています。詳細は以下のとおりです。

1)東京メトロ03系(4M4T:両端クハ、真中2両サハ、残り4両がモハ)
・03-001〜03-008(チョッパ新製→インバータ改造)
・03-009〜03-025(チョッパ新製、5扉車4両含む)
・03-026〜03-042(インバータ新製)

2)東武20000系、20050系、20070系(6M2T:両端のクハ以外は全てモハ)
・20801〜20813(チョッパ新製)
・20851〜20858(インバータ新製、5扉車4両含む)
・20871〜20873(インバータ新製)

なお、チョッパ編成ではありませんが、20050系のインバータ編成は比較的古い世代のサウンドで、かつて日比谷線内で行き交った東急1000系と同様に、発着時の強烈なインバータ音が印象的です。

03系はかつて東武線内から日比谷線を全通し東急東横線菊名までの長い運用もありました(副都心線開業前まで)。20000系シリーズ共々永年都心の地下線内を黙々と走り続けてきましたが、いよいよ姿を消す日が近づいてきたようです。

日比谷線(地下線)内は急カーブが多いため、低速での加減速が多くチョッパ音が明瞭に聞き取れ、北千住〜東武動物公園の東武乗り入れ地上区間は、直線区間なので、高速走行も楽しめます。

東京メトロの1日乗車券(600円)があれば、廉価で各系列の多彩なサウンドの「聴き比べ」も楽しめるでしょう。

これら昭和の面影を残す両形式電機子チョッパ編成の収録をお願いします。
Re: 東京メトロ日比谷線のチョッパ制御形 ( No.2 )
日時: 2015/12/29 11:07
名前: トランスポート・中原研二

聴くならやっぱり国鉄型様、こんにちは。

いつも書き込みいただき、また詳細な情報もいただきありがとうございます。
書き込みいただきました東京メトロ03系・東武20000系につきましては、私が行くかどうか分かりませんが、組織内で協議しまして収録する方向でいきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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