2004年10月例会アンケート

例会日:10月28日(木)、 29日(金)
真珠の首飾りの少女


2002年/イギリス/100分

◎監督 ピーター・ウェーバー

◎出演 スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース、マリアン・マーフィー ほか




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おしらせ






●鑑賞者=135名 ●アンケート回答数=11
(とてもよい=5 よい=4 どちらでもない=2)


<とてもよい>
●一枚の絵から来て、一枚の絵に帰ってゆく夢幻の中にフェルメール的空間、情念のドラマに嘆声。(男性)

●1665年代のオランダ。未知の世界の名画制作のドラマ、ロマンス、心に沁みました。ホンモノはお目にかかれないけど写真でも見るときは再度心躍ると思います。(?)

●1)グリートとフェルメールの魂の交感。2)義母の存在感、そして風貌が独特で結構気に入った。女優としてはかなりよい。(女性)

●古いおとぎ話のような映像がきれい。妻と娘の嫉妬が全編に渡って描かれる。娘の表情や、妻が夫にグリートの前であざむかれるシーンが印象に残る。たくさんの子どもの登場は?真珠の首飾り(妻のものとは!)をはじめてつけるところ、ラストのターバンと一緒にグリートの許に届いたところはフェルメールの誠実さか? 又、義母の存在感、グリートの面倒を見る使用人の存在、いたるところに気が配られていて楽しむことが出来た。後で思い出すほど、映画に引き込まれていた。(女性)

<よい>
●ときおり見せる絵画のような構図が美しかった。光と陰のアートを映像化したような作品。(男性)

●最後の紹介の画面を見て、SFXも使っていたことを知ったが、フェルメールの絵の雰囲気が最初から最後までスミズミにもしっかりと出ていた。楽しみました。5年間オランダで生活して帰国した友人に先日会ったが、フェルメールは知らなかった。(男性)

●ストーリーはまあまあ…?それより映像が美しくて、フェルメールの時代の空や夜の闇や運河はこんな色だったんだなぁとひたっておりました。闇があって光が生きる。衣装の質感とかも伝わってきて、街角に立ってストーリーをながめているような幸せな気分でした。(女性)

●「とてもよい」に近い「よい」。絵ができるまでの画家とモデルの関係を考えさせられた。時代考証も行きとどいていて中世オランダの町のたたずまいが真に迫っていた。(男性)