*突然おしっこの後が痛い、尿に血がまじる、尿の回数が多くなる。
*排尿時の不快な感じが前兆(まえぶれ)としてある。
*20才前後の性的活動期の女性に多い。
症状の出る2、3日前に性行為があればそれが原因。
*昔は、ハネムーン膀胱炎といわれ最初の性体験の後にみられた。
*性行為感染症(性病)とちがって男性にうつされるものではない。
男性にうつすこともない。
*原因になる菌の80%は大腸菌である。
*きちっと処置すれば完全に治り、クセになることはない。
*解剖の図をみればわかるように
腟と尿道と肛門は,その入り口も近いし,方向も隣り合っている.
性交が刺激になって菌が尿道から膀胱に入りやすくなると考えられている.
*お茶、ジュースなどできるだけ多く飲む。アルコールはだめ。
症状に気づいたらすぐに、缶ジュース(350ml)を2本はイッキ飲み。
つぎに1日で1000ml入りのお茶、ジュースなどを飲みほす。
(必ず、自分用のものを決めてのみほすこと)
症状がなくなっても3日間はつづける。
*上のことをきちんと守ってもよくならないときは
泌尿器科を受診して薬をもらう。通常3日でなおる。
*排尿のときに不快感を感じたらすぐ実行すること。
*排便、排尿のあとは前から後ろの方向に紙でふく。
後ろから前にふくと、大便中の大腸菌が尿道の入り口につく。
*熱があるときは、泌尿器科を受診すること。
菌が腎臓に入ってる可能性がある。(腎盂腎炎)
*性交渉のおぼえがないのに、膀胱炎をくりかえす時は泌尿器科へ。
*血尿だけの症状のときは,特に必ず泌尿器科を受診すること。
悪性腫瘍の可能性がある.