第4回公演(番外公演)「中部荘物語」

1996年6月29日

 

当時は中部ふるさと広域連合もなく、市町村合併も絵空事だった。

その中で、合併に向けたフォーラムで合併劇を、との依頼を受け、

浦木原案、名和脚本で取り組んだ。当初、浦木が演出する予定

だったが、弟さんの交通事故の付き添い看護のため、尾上が演出

を担当することに。浦木は出演も見合わせ、代わって新人角岡が

出演することになるなど、けっこう準備時が大変だった。

作品は、「倉吉くん」「羽合ちゃん」など、役名に市町村名を冠して、

経済的に苦しい中部大学の学生が、それぞれの目的達成のため

共同生活をしようという話。減らされる仕送りは地方交付税、高い

家賃を集めに来る大家は国、学生は自治体を表しており、お客様

から大絶賛を頂いた。観客はフォーラム参加者のため600人以上

と、OHKUS作品の観劇者数としては最大となった。

  出 演 者

倉 吉:尾上貴尉

羽 合:福井 雅

泊  :中井由香

北 条:米田恵美

東 伯:角岡夏美

東 郷:足立京子

三 朝:出西由紀

関 金:中西研仁

大 栄:村本典代

赤 碕:穐近卓矢

大 家:大森里子

不動産屋:小谷智恵美 

    スタッフ

演   出:尾上貴尉

演出助手:浦木宣子

舞台監督:名和明尾

音響効果:杉本安利

照   明:亀井咲月

衣   装:浦木宣子

制   作:浦木宣子

制   作:尾上貴尉

メ イ ク :浦木宣子

道具制作:小西順子

道具製作:森下健志

道具製作:出西由紀

 

 

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