EL・DL/2014年3月〜4月
1:大山をバックに力走する国鉄色EF64−1000/3月
 
雪を被った伯耆富士:大山がくっきりと見える日は、くもりの多い山陰においては、1シーズンでほんの数日ほどである。
この時は日陰気味ながらも、稜線がくっきりと出た大山をバックに快走した。
3084列車
EF64−1019+
コキ×9
2:大山をバックに力走する国鉄色EF64−1000/3月
  1と同日の下り貨物列車である。こちらの方が澄みきった大山であった。
国鉄色EF64−1000と大山の組み合わせは、2006年頃までは当たり前に見られたが、2014年時点では見られるのはごく稀である。
3087列車
EF64−1006+
コキ×7
3:大山をバックに力走する国鉄色EF64−1000/4月
2と同地点を行く、別の日(4月)の下り貨物列車である。気象条件の違いからか、こちらはややぼんやりして見える大山であった。
現在伯備線で運用される、EF64−1000番代は、機関車の向きが統一されてはいないようである。
3087列車
EF64−1019+
コキ×9
4:山間の列車行き違い/4月
 
国鉄色EF64−1000番代と285系サンライズ出雲号の列車行き違いである。
伯備線内においてこの光景が見られるのは、昼間ではここのみである。伯備線ならではの光景であると言える。
3082列車
EF64−1006+
コキ×11/
4031M・サンライズ
出雲号・285系×7
5:阿哲峡を行く/4月
 
詩人若山牧水に歌われた、景勝地:阿哲峡布原を行く。新緑の季節になれば、背景が極めて美しい場所である。
かつて布原D51三重連があれだけカメラマンを集めたのは、ここの景色の美しさが一因である。
3082列車
EF64−1006+
コキ×11
6:桜の季節・ガラガラの製紙関連貨物列車/4月
  5月の連休前、既に王子製紙米子工場が生産調整に入っているためか、紙製品専用貨物列車であるにもかかわらずこの積載状況であった。
普通貨物列車でもないのに、ここまで少ない積載状況は初めて見た。
3084列車
EF64−1006+
コキ×11
7:田園地帯を行く、下り貨物列車/4月
 
伯備線の貨物列車も、牽引機はD51→DD51→EF64−0番代(国鉄色)→EF64−1000番代(国鉄色)→EF64−0番代(更新色)という変遷を経て、EF64−1000番代(更新色)主流の時代となった。
3089列車
EF64−1035+
コキ×10
8:DD51−1183出場試運転/3月
  網干総合車両所宮原支所所属のDD51−1183の出場試運転が、米子⇔赤碕間で行われた。
後藤総合車両所出場の検査種別は不明であるが、新車同様の輝きを取り戻して駆け抜けて行った。
試単8493列車
DD51−1183
9:DD51−1186貸出回送/3月
 
SLやまぐち号・DLやまぐち号牽引機:DD51−1043の予備機となるため、後藤総合車両所のDD51−1186が新山口に貸出された。
現在西日本管内に残るDD51は、経年35年以上のため、故障対策と言える。
単9874列車
DD51−1186
10:DD51による定尺レール輸送/4月
  岡山方面から「定尺レール」を積載して、谷田峠を越えてやってきた。
彼岸は過ぎてはいたが、まだまだ早朝の撮影条件は厳しい時期であった。
新郷駅付近で録音も試みた。25‰上り勾配上は、時速30Km程度でやってくる。
工9871列車
DD51−1179+
チキ5200×8
11:DD51による定尺レール輸送/4月
 
早朝に西に向かって走る山陰本線エリアにおいては、当然逆光条件となる。むしろ曇りの日向きである。
チキ5200は元々がコンテナ貨車なので、音だけ聴けば、「DD51牽引コンテナ貨物列車」である。
工9871列車
DD51−1179+
チキ5200×8