性行為感染症とは

1. 性行為感染症とは
 1) 性行為(性交)にともなって感染する病気。
 2) キス、オーラルセックス、アナルセックスでもうつる。
 3) 男女間とはかぎらず男男間でもうつる。
 4) 女性同志でうつることはまれである。
 5) 手や,一緒に入浴したぐらいではほとんどうつらない。
 6) したがって、性行為をしていないヒトにはおこらない病気である。
 7) 女性に多い急性膀胱炎(ぼうこうえん)とは全くちがう病気。
 8) 排尿の症状があれば泌尿器科,女性は婦人科を受診する。
 9) 検査も,薬も保険がきく。

                   
2.性行為感染症の種類(多いもの順)
 1) クラミジア感染症
 2) 淋菌感染症
 3) エイズ
 4) 性器ヘルペス(皮膚科の病気)
 5) コンジローム(皮膚科の病気)
 6) ケジラミ(皮膚科の病気)
 7) マイコプラズマ
 8)その他

2.予防
 1) 禁欲
 2) 性交相手の慎重な選択
 3) コンドームの使用
 4) 定期的検診
 5)感染者との危険な性行為(エイズの場合)をさける.

3.感染の経路(Medical Tribune-日本版,1997.7.10)
性行為の相手 性交
風俗 2% 76% 22%
行きずり 0% 21% 79%
恋人 0% 3% 97%
婚約者 0% 6% 94%


感染者との危険な性行為
    (腟や口,直腸の粘膜を傷つけるような性行為)
1.コンドムを使用しないアナルセックス
2.コンドームをつけないオーラルセックス
3.腟や肛門に入れる性具を共有する.



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混合感染がこわいのだ

  エイズに感染している男性は30%がクラミヂアに感染している。
  エイズに感染している男性は24%が梅毒にも感染している。

性病が無くならない理由?

性病にかからないためには?

忘れてはならないのは、
性行為感染症は自分の意志で避けることが出来る病気。
世の中には自分の意志とは関係なく患う悲惨な病気がたくさんある。
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