天皇杯4回戦 清水エスパルス対湘南ベルマーレ観戦記
2003年12月20日(土曜日) 鳥取バードスタジアム
前日からの寒波で鳥取県地方は昼頃から雪が降り出し、当日の朝には10cm以上の積雪があった。おれも朝から家の前の道の雪かきをしてから家を出た。車で倉田スポーツ広場に行き、シャトルバスでバードスタジアムまで行く。
グラウンド内の除雪作業の様子
12時半頃スタジアムに着き、メインスタンド側の入場ゲートまで歩いていく途中、開始時間が一時間遅れの午後2時からという場内アナウンスが流れていた。
スタンド内に入ると、グランドでは除雪作業の真最中だった。雪玉にして転がしたり、青いビニールシートに積んで6人ぐらいでグラウンドのはじまで運んだりしていた。試合観戦に来た鳥取や島根の高校サッカー部の部員がボランティアで除雪を手伝っていたそうだ。
芝刈り機も雪かきに出動?
除雪作業をしばらく眺めていたが、日がさしたかと思うと吹雪だしたりと、不安定な天候だったので、コンコースに行ってカップラーメンを食べたりグッズ売り場をのぞいたりしていた。日本代表関連とベルマーレのグッズを売っていたがエスパルスの物は無かった。コンコースも一部にしか壁が無く、ほとんど吹き抜けなので皆寒そうに壁際に張り付いていた。
除雪作業も終了し、選手入場
試合開始時間も近付いたころ、コーヒーを買おうと思ったら、寒さで口がかじかんで「ふぉひ」てな感じしか発音できず、手で唇を擦りながらようやく相手に理解出来る程度に「コーヒー」と言うことができた。
ちなみに紙コップに入ったホットコーヒー300円、カップヌードル400円、500mlペットボトル200円。
花束贈呈
上の写真、レフリーがオレンジ色のボールを持っている。じっさいキックオフからこのボールが使われたが、最初の数分間だけで、途中スローインだかゴールキックの時にフィーヴァーノバに入れ替わった。
おれの席はメインスタンド中央よりやや清水より(ホームチームより)の位置。
北よりの風がつねに吹いていて、時折強くふきつけていた。
試合の方は、開始直後はどちらかと言えば、滑りやすい足下に苦労している清水のボールをカットして湘南がカウンターを仕掛けると言う感じで、早い時間帯に1点を先制した。この時ゴールを決めた選手が、除雪してグラウンドのはしによけてあった雪の中をサポーターのところまで駆けていったのが印象的だった。試合はこのあと前半のうちに清水がトゥットのゴールで同点とし、後半終了まぎわにフリーキックから森岡が頭で決めて逆転勝利をおさめた。しかし、吹雪いたかと思うと急に西日が差し込んだりと、選手達は大変だったと思うけど、白熱した試合を観ることができて良かった。
清水エスパルスのサポーター
清水、湘南ともたくさんのサポーターが詰め掛けていた。雪の中の応援なんてあまりないだろうけど、熱い応援で選手達を鼓舞していた。みなさんカゼなどひかれぬよう気をつけて下さい。

***おまけ***

グッズ
1)は代表タオルマフラー、2)は何故かベルマーレストラップ、ショップにて購入。
3)は座席に置き忘れたレジャー座ぶとん。試合が終わって、選手が整列して挨拶する姿に拍手し、サポーターに挨拶する清水の選手を目で追い、森岡のインタビューを聞いて(よく聞こえなかったけど)満足してスタジアムを出たあとで気づいたが、そのままにして帰った。(4枚組298円のうちの一枚だから気にしない。けどゴミになってしまったな。申し訳ない)