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1998年4月の例会アンケートより
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更新
「萌の朱雀」
●鑑賞者=161名 ●アンケート回答数=22 (内訳=・とてもよい=7 ・よい=10 ・どちらでもない=4 ・よくない=1)
**とてもよい**
●観る前から評判がよかったので、もしかしてよくなかったりして、と思っていたが、すごくよかった。お父さんのことがわかりにくい面もあったけど・・・。光のすごく綺麗な映像だった。(女性)

●生活の中のあたり前のようなことがこの映画ではすごく寂しい悲しい。(女性)

●何がこんなにも引きつけられるのか?静かだが、とんでもなく強いエネルギーで演出されていることを感じさせる。(男性)

●まぶしいくらいの美しさに涙がでてきた。(女性)

●ゆったりとしたテンポで家族全体の愛とひとりひとりの愛を感じた。風景と音楽の美しい映画だった。(女性)

** よ い **
●何か不自然な映画でした。登場人物は非常にカモク(寡黙?)。その割に、ストーリー展開は急で、時間が飛ぶ。使っている言葉も方言とはいい切れないような怪しげなものでした。カメラに落ち着きがないのもすごく気になりました。ジャンル分けすれば、田舎ユートピア映画という感じ。(そんなジャンルありませんが)過剰な田舎が、現代的な映画であることを感じさせました。感情ばかりある、女性監督らしいと思いました。習作という感じ。(?)

●久しぶりに無声映画をみたような感じでした。小津映画は(見たことないのですが)こんな感じだったのでしょうか。(女性)

●導入部でせりふが分かりにくかった。吉野村の人々の表情及び山々がよかった。(女性)

●最低限のセリフと演技と登場人物でこんなにも心を動かされる映画は初めて見た。(男性)

●風景がすばらしい。台所がなつかしかった。でも物語としては、う〜ん、もう少し・・・。(女性)

●新人監督賞受賞という前評判の高かった作品なので、とても楽しみにしていた。淡々と田舎の生活を描いた作品はどこかなつかしい思いをただよわせていた。ドキュメンタリーを見ている様だった。こんな美しい山々に囲まれて暮らしてみたいと引っ越しを真剣に考えてしまった。要所要所に流れるレコード音楽も効果的だった。(女性)

** どちらでもない **
●監督のいいたいこと、表したいことがよくわからない。内容もほとんどわからなかった。(男性)

** よくない **
●余りに日本的な典型美を意識し過ぎ、かえって現代日本の生活上のリアリティを失わせてしまっていた。この若き女流監督は大成するかどうか。(男性)