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1998年10月の例会アンケートより
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「カルラの歌」
●鑑賞者=128名 ●アンケート回答数=16 (内訳=・とてもよい=6 ・よい=5 ・どちらでもない=5)
**とてもよい**
●主人公の生活を意識しないような非常識な行動に何というバカな、とハラハラ気をもんで切なかった。グラスゴーをでてから、彼の暖かさと思いやりのある生き方に私の中に常識というアカが付いていたことに気づいた。戦争ということが、シッチャカメッチャカ分けのわからん、戦争をしたい人が大義名分をつけただけのことと考えていた私を考えさせた。(女性)

●観るのは三回目。今回は注意力散漫でした。チラチラ見てた、という感じ。にもかかわらず「とてもよい」にマルをしているのは、映画とは関係ない、自分の考え事も、全く複雑でHAPPYでない観念だったからです。「自分が不幸なときは、不幸な人間を見てウサ晴らし」というんでなく、1+1=2、のような明快な思考が出来ない、そういうことです。(女性)

●現在も世界にはこういう国があることを忘れてはいけない。ケン・ローチ監督はやっぱりすごい人だ。(女性)

●映画って自分におきそうもない場面にハラハラドキドキして甘い気持ちになったり、悲しくなったりするものだと思ってました。でも今日の映画はこの地球上でほんとにおこってることですよね、久々に考える映画に出会いました。これからもいい映画をおしえてください。ありがとうございました。(女性)

●なんだかすごく苦しい。でも後味がいい。いい映画でした。(女性)

** よ い **
●見始めて何となく好きになれる映画があります。この映画はそうでした。二階建てバスが郊外を走るシーンは、とても美しい。しかし、恋愛映画から突然、革命映画になるのはビックリ。サンディニスタの宣伝ぽくなるのは、感心できませんが、歌はとても美しかった。いい終わり方でしたね。ジョン・グレンもいいし。(?)

●すごく難しいテーマだと思う。今、ここでどうとはいえない。(女性)

** どちらでもない **
●「ニカラグア」遠すぎて、全然未知の世界。でもこの映画は内戦の様子をリアルに描いていて日本の裏側でこんなことが起こっていたのかと驚いた。最初、ジョージ役のロバート・カーライルを見た時、何てヤンキーで軽い男なんだろうと思ったが、だんだんと男らしい男に見えてきたから不思議だ。地獄を体験した「同志」の前では情熱的な愛も無力だということをひしひしと感じた。(女性)

●とても難しい。もう一回みたら、少しはわかるかも・・・。(女性)

●愛し合う二人。男は平穏の国へ、女は戦乱の国へ、故国へ帰って行く。作品はそこで何を語りたかったのか。それが私にはよく分からない。(男性)

●生きる事さえ自ら絶とうとしたカルラが、ニカラグアに戻ってからものすごく生き生きして目が輝いていた。彼女(オヤンカ・カベサス)の演技力なのか、ケン・ローチの指導の賜か、どちらにしてもすばらしかった。特に踊りのシーンが好きだ。ロバート・カーライルは絶好調だ!(女性)